薪暮らし

最近薪ストーブ(ドブレ760WD)を導入した初心者の奮闘記。 それと、クラピアK7の育成記録。 細々とやってます

薪ストーブの掃除

もう少しで薪ストーブと迎える初めての夏がやってくる。

暑さと湿気で色々カビてしまう辛い季節だ。

 

薪ストーブも湿気が苦手。鉄の塊なので塗装されていない部分や、塗装が剥がれた部分は錆びやすい。更に灰が残っていると灰が湿気を吸ってしまいより錆びやすくしてしまうらしい。

 

そこで、今回は薪ストーブ内の部品を外して灰を掃除してみた。

我が家の薪ストーブは「ドブレ760WD」以前のモデルである「ドブレ760CBJ」は工具不要でバラせてメンテナンス性が良いらしいがこいつはどうか・・・。


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とりあえずここまでは簡単にきた。

炉内のバーミキュライトは上から順番に外していけば簡単に外れた。

丈夫な物ではないから取り扱いは要注意だね。力が必要だったら必ず間違っていると考えて戻るべきだ。

ここまでに使った工具は11ミリと13ミリ(確か)のソケットとラチェットのみ。以前のモデルなら天板も工具無しで外れるらしいがこいつはボルト・ナットで止められている。気密性を高めたかったのかな。

このボルトやナットが高温にさらされていたから簡単に回せるか心配だったが、全く問題なく回って良かったよ。まだ1年しか使ってないからかな?組むときには何かを塗っておこう。

 

ここまでで一つ気になったことが。

ワッフル状の炉床を外して見つけたのだが、内部に錆びている所が二箇所。

どちらも水が垂れたような跡があるから、おそらく組立時に使う耐火セメントからの水分ではないかと思う。それくらいしかストーブ内で水が垂れるということが思いつかない。

これは後でサビを落として耐火塗料を塗ろう。

これからドブレ760WDを導入予定で気になる人は、使う前にここを見ておくといいかもしれない。


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これが向かって右側で、左側にも同じ位置に同じように、水が垂れた跡のように錆がある。

まだ焚いてる

寒いと焚きたい。

もう5月とか関係ない、だって寒いんだ。

今年は変な気候で寒暖差がもの凄いが、おかげさまで休みにゆっくり焚いて、ストーブの前で一杯という至福の時間をまた味わえた。


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この連休で炉内の灰をキレイに掃除しようと思っていたが、タイミングがわからない…。

 

ま、それはどうにかなるから今は心地良い温かさを堪能しよう。

エコファン

エコファンを買ってみた。

似たような商品が沢山出回っているようだが、私が選んだのはファイヤーサイドが扱っている物。

多少高かったが長い付き合いになる物だし、まぁいいかと。何よりファンが回る音が聞こえると嫌だったのでレビューを頼りに選んでみた。


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使ってみた感想だが、まず音は気にならない。相当近づけば音はするが、高温のストーブにそんなに近付いている事は無い。

風に関しては「温風がくるぜ!」っとは感じない。もちろんかなり近づけば風を感じるが、1メートルも離れれば風は全く感じない。

それでも空気の流れが起こっている事には違いないので、暖気が広がっているはず。

 

私はこれに大満足している。

私は決して温かい風を感じたかったわけでは無い。薪ストーブを焚いてみて「なんだか空間が暖かい」感じが凄く気に入ったんだ。

言葉にするのが難しいけど、薪ストーブユーザーの方なら分かってもらえるかな?欲しいのは温風ではなく暖かさなんだよ。

温風が欲しいならそもそもファンヒーターやエアコンを使えばいいじゃないか。

だからこのエコファンには満足している。

但し、家全体で見たら空気を回して(風を起こして)家の中での温度差を減らすのは必要だね。薪ストーブの遠くにある洗面所は少し涼しい。体で風を感じるのは嫌だけど、家の空気は回したい。素人なのになんて贅沢な話だ。

 

それにしてもこいつは健気な子だね。

温まれば勝手に回りだし、家族が寝静まっても回ってくれて、疲れたら(冷えたら)止まってひと休み。

 

せっかく天板が広いから、ゆくゆくはもう一つ置いてみようかな。

まだまだ持ち主が慣らし中

我が家の薪ストーブはドブレ760WD。

今月から我が家にやって来たのだが、なかなか思うようにいかない。

これまでに色々な方のブログ等を見漁ってイメージトレーニングをして、薪も用意して、さぁいざ!って使ってみるとこれがなかなか難しい。

特に吸気をどのタイミングでどこまで絞っていいのかがよく分からない。

 

天板の温度が上がってすぐだと、まだ薪が熾火になりきっていないような気もするし。

でも少し経つと薪に白い部分が増えすぎて手遅れな感じもするし。

煙を頼りにしようにも夜だと全く見えないし。

上手く絞ればガツンと暖かくなるらしいけど、絞りすぎるのは弊害があるようだからチャレンジもしにくいし。

先輩方は炎の様子や感じる熱等でやっているのかな?

 

メーカーからのヒントだと「レバーを半分絞ると一次燃焼0% 二次燃焼100%」という情報があるから、一次空気が要らなくなれば半分までは絞れるという事なんだろうけど、さてそれはどのタイミングなんだろう…。

 

こういった悩みや試行錯誤も楽しいもんだが、本格的な冬までにはもっと上手に炊けるようになりたいね。

炉内で自家製ピザ

初めての炉内料理は定番のピザ。

 

妻が生地を用意してくれている間に、私は薪ストーブに着火! そして熾火を作る。

この火加減がよく分からんのだが、初めてなんだから素人らしく細かい事は気にせず行ってみよう!

 

熾火が頃合いになったら五徳とピアットを使って焼くだけ! いっけぇー!
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ちょっと具が多すぎだね


仕上がりはというと、テンションが上がってしまい写真を取り忘れた程美味しかった。

特に生地の美味しさに驚いた。

以前からオーブンレンジで妻が作ってくれていたのだが、その時より生地がモチモチしていた。オーブンレンジの時は良く言えばカリカリ。今思えばガリガリッって印象。

これが薪ストーブの実力なのか、それとも妻の腕が上がったのか、その両方か…。

 

両方という事にしておこう。

ドブレ760WDの天板の広さ

我が家の薪ストーブはドブレ760WD。

大きめの機種なので天板も広く、活用しやすい。試しにテイクアウトのピザを温めなおすのに使ってみた。


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フライパン中×1 大×2 が余裕で乗る。

ドミノピザのLサイズが一度に温められた。

トースターだと何回かに分けないと無理なので、最後のが温まった時には最初の物が冷め始めてしまうのでありがたい!

 

ここでこのストーブのデメリットとしてもあげられる「天板温度が低い」が活きてくる。

何しろ乗せたまま放置でもピザが焦げる心配が無かった。(心配で何回も見てしまったが要らぬ心配だった。)

これだけ乗るなら何品か作るときにも、保温や煮込みにと使えて妻も喜ぶだろう。

 

今度はこの上に家庭菜園で採れたサツマイモでもじっくり焼いてみようかな。

 

ついに初焚き

ようやく念願の初焚きを迎える事が出来た。

本当にここまで長かった…。思い返せば薪を集め始めたのはおよそ3年前、感慨深い瞬間だ。

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これだよこれ! この光景にどれだけ憧れていたことか。

初めてなのでドキドキしたが、上から着火でアッサリと火がまわった。これはストーブの性能のおかげなのかな?比較対象が無いので全く分からない。

最初のうちは慣らし焚きなのであまり温度を上げない方がいいらしいけど、その温度ってどこで計るといいんだろ?天板は構造上あまり熱くなくても、ガラスの横なんて触れないくらい熱かったり、場所によって全然違う。

とりあえず天板で150〜200度の間でやったが果たして正解なのか…。

 

本格的に寒くなる前に沢山触って慣れておこう。ストーブも持ち主もまだまだ慣らしだね。