薪暮らし

最近薪ストーブ(ドブレ760WD)を導入した初心者の奮闘記。 それと、クラピアK7の育成記録。 細々とやってます

薪棚作成(ツーバイフォー材 → パレット)

(2018年10月14日の記事)

 

ついに! ついに薪棚作成開始!!
これで薪が作れる!斧が使える! でもコストは抑えたいし、薪の乾燥も大切にしたい。

薪棚に関してはホントに色々迷ったよ。 材料一つとっても単管パイプ、ツーバイフォー、木材・・・。
屋根はどうする?(人によっては付けない人もいるし、逆に付けないなんて有り得ないって人もいるし・・・)
色々調べてみた結果、自分の意見としては「とりあえず出来るものでやってみて、その結果でまた考える」コレしか無いのかなって。

薪棚って「これこそが正解!」って物はきっと無いのだろう。(あるなら皆がそれにするし。)
その土地その土地で気候も違うし、同じ土地でも天候だって関係してくる。あとはそれに対して「なんで答えが無いんだ!」って憤るか、「自然相手ってそんなもんでしょ」って思うのか、それ次第なんだろう。
きっと薪ストーブユーザーは後者が多いって思うな。私も後者だ。
多少アナログなのがいいんだよ。「いい加減が良い加減」ってなもんだ。

で、結局どんな薪棚にしたかって言うと「ツーバイフォーでなるべくシンプル(安く)、かつ乾燥しやすい」っていう贅沢な考え。
でもこれだと本来一番大切なものが抜けているのに、気づいていなかった・・・。
コレがそれを自分なりに具現化したもの。

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一列で乾燥促進。地上からこれだけ上げれば、きっと湿気も大丈夫だろう。
幸いスペースもあるからコレと同じ物があと8個は余裕で作れる♪

っと、割る必要の無さそうな太さの物を上機嫌で乗せて気づいた。
「コレ・・・・・倒れるな・・・・・。」

当たり前だが積めば積むほど重心は上がる。重心が上がって細いって事は不安定だ。

しかも、地面を見ればわかるが基礎はブロックを置いただけ。水平に・・・なんて全く気していなかった。

後ろの桑の木と木材で繋げば・・・とも考えたが、それが無い場所もある。
アンカーを打つとかはよくわからんし。勉強しろ
家が出来てからの軒下に置くログラックなら、積む量も少ないからコレくらい簡素な作りで十分だと思う。
だが今欲しいのはある程度の収納力が求められる・・・。

一晩考えた結果・・・はい、分解しました。 
当然の事だけど、何をするにも一番は「安全であること」
当たり前の事が何故か抜けていたんだな。以後気をつけよう。
でもコストだって大切。安く、安全な薪棚・・・・・。って事で出来たのがコレ。

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パレットは貰った物だし、今後も貰える予定でもある。欲しい時に欲しいサイズを欲しいだけって贅沢は叶わないが、頂けるだけで十分ありがたい。 要は今後の増設も、メインの材料は無料。
十分な量のパレットが手に入ったら、背面の壁もパレットで付けて積む作業を楽にして、あとはこの前の失敗作の材料で柱を付けて背を高くして、屋根を付ければ一先ず完成って予定。
ま、しばらくはこの自在に形を変えられる屋根(ブルーシートの屋根)で十分だろう。のんびり進めていくさ。
そんなわけで我が家の薪棚は「貰えるパレットで安く作れて、そこそこ丈夫。」ってコンセプトでやってみよう。
将来的には全く違うものを使うとしても、これが今の自分の精一杯だ。

さて、この写真で一つ非常に大切な情報があるけど解るかな?
・・・・・そう!棚の右側に置かれているのは、「割られた薪」ついに「薪割り」という念願が叶った。
その悪戦苦闘の様子はまた後で記してみよう。


 補足

自在に形を変えられる屋根(ブルーシートの屋根)なんて言っているが、この時の自分を止めてやりたい。

空気は動かないだろうし、僅かな隙間から折り返した中に雨水は貯まるしで苦労した。

今は波板に変更済みだ。

 

さらに、この記事を書いた時点では「不安定・危険だ」」なんて言っておいて今後はこのような物を作ろうと企んでいる。

薪を作ってみて解ったが、簡易な作りでも井桁をうまく活用すればそうそう倒れないようだ。おそらくこれで柱の上部も繋げていれば十分だったかもしれない。

何しろこれから割った薪を積むのは古タイヤにツーバイフォー材を乗せただけで柱すら無い。