薪暮らし

最近薪ストーブ(ドブレ760WD)を導入した初心者の奮闘記。 それと、クラピアK7の育成記録。 細々とやってます

キンクラGET!

タイトルにもあるように、今回はキンドリングクラッカーのお話。

薪ストーブを使っている人なら大半の方がご存知かと思うが、安全性が高く便利な薪割り道具だ。

薪割り台に立てるのが難しいけど割りたい!そんな太さの薪を割る時や、焚き付けをどんどん作りたい時に非常に便利。

見た目良し!使って良し!の素敵な道具。だが、それなりにお値段がする。

 

買えない程でもないが、焚き付けを作るなら手斧をひっくり返して置く「自作なんちゃってキンドリングクラッカー」でも必要十分。

 

そんな「欲しいけど買う程でもない」ポジションにずっといたキンクラを、この度ゲットしました!

 

きっかけはふるさと納税

毎年冬が近づくとふるさと納税を考え始める私だが、今年はこれといって候補が無かったんだ。

そんな中サイトを見ていたらなんとキンクラがあるではないか!

この機会に迷わずゲット!

 

きっと誰もが「欲しいけど買ってまでは…」なんて思っている物があると思う。

皆さんもふるさと納税を調べてみたら出会いがあるかもしれませんよ。

 

物置内に壁掛け収納を自作

今回は薪ストーブは一切関係なく、物置の改造。

というのも、前職で使っていた工具が実家に眠っていて、使いたいときに手元に無いのが不便で仕方なかった。いつか迎えに行きたかったのだが、我が家には仕舞っておくスペースが無い。

 

そこで物置の収納力アップのために、壁掛け収納を作ることにした。

 

我が家の物置はタクボ物置。大きめの物を買ったのだが、吊るしのままだとすぐに棚は一杯に。

両サイドの壁にどうにか板を貼ってしまえば、簡単に壁掛け収納が出来るはず。

私はこの作戦でいってみた。


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既存のボルト穴と市販の金具を使って横方向に材を渡し、そこに板を貼ればあっと言う間に完成だ!

(今思えばこの材に床からの支えも入れるべきだったかもしれない…。)

板はOSB合板を選択。

なんか基地っぽい雰囲気が気に入った。

 

あとは適当にビスを打って工具を掛けていくだけで、工具を見つけやすい壁掛け収納の完成だ。これで遂に実家で眠っていた工具を迎えに行くことが出来た。


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自分の宝物が並んでいるのはいい眺めだね。何年も使っていない工具が錆びてしまっていたが、まぁ仕方ない。

 

更に出入り口の上に棚が作れそうだったので、それもサクッとやってみよう。

やはり本体に穴開け加工はしたくなかったので、扉の上にあるこの凹みを利用することに。


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ここに合う大きさの木材を嵌め込めば、そこに棚板を打ちつけるだけで簡単に出来る。

物を乗せても、材が引っかかるので落ちてはこない。

小物類ならこのスペースで十分。

 

他にもやりたい作業はあるのだが、コレを優先して大正解だった。

工具を探す時間のロスが無くなったので、何をするにも効率が良くなった。

薪ストーブで料理

今年もそろそろ寒くなってきたので、慣らし運転を兼ねてストーブの炉内で料理をやってみた。

 

まずは定番のピザ。

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うん、何回やっても美味しい。

焼けていく様を見ているのは暑くて楽しいね。

そして今年は初めて魚を焼いてみた。

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映り込みできれいに撮れてれないが、サンマを焼いた。

他の方のブログで見た通り、部屋に匂いも煙もこないし、美味しく焼けるし、魚を焼くのに薪ストーブはベストなんじゃないかな?

普段は七輪で焼いているのだが、薪ストーブの方が楽だし天候に左右されないし火起こしも楽だし文句無しだ。

去年魚を焼かなかったのは、炉内に収まるサイズで食材を挟んで裏返しやすい網が見つからなかったから。

結局この網も収まりきらなかったんだが、諦めて持ち手部分を曲げることにした。使用には問題ないから良しとしよう。

 

今度は焼鳥でも焼いて一杯やってみよう。

 

 

薪を買った!

薪ストーブユーザーの先輩方は計画的に薪の用意を進めている事と思います。

おそらく次の次のシーズンまで用意されている方も多いと思います。

 

なのに私は…私なんて……。

 

今年の分が用意出来ていない…。

言い訳はいくらでも出来る。

夏は草刈りに休みを費やしたとか、子育てしながらだと時間が取れないとか。

ただ、それをしても薪が増えるわけではないので今回は購入に踏みきった。

 

買ったのは2㌧車1台分。「薪は自然のものなので色が悪い物も形が不格好な物も、虫が付いている物も当たり前。そんな考えに共感していただける方」を謳っている業者から。

 

届いたのがコレ。


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来るまでは「ログラックが埋まらなかったらどうしよう」と思っていたが、いらない心配だった。

ログラックを満タンにしてもまだ余りが出た


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一気に作業したから、数え切れない位の屈伸運動により私の筋肉は悲鳴をあげているが、ログラックと心は満たされた。

今度の休みはこの余りを何とかしよう。


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夏の薪ストーブ

梅雨も明けてこれから猛烈な暑さの夏が始まる。そんな時に薪ストーブの話なんだか、我が家では夏でも薪ストーブは活躍している。

 

きっかけはスポットクーラー。

我が家はエアコンが無いので、昨年は窓と扇風機で乗り切った。実際それでもいられるのだが、予想以上の暑さに備えて念の為スポットクーラーを買ったんだ。

 

使ってみたらコイツは中々具合がいい、しっかり冷たい風が出る。

但し、普通のエアコンの室外機と一体型にしたような物だから、音と温風も出してくる。

音は個人差があるかもしれないが、我が家では問題にしていない。厄介なのは温風。

 

なのでこの手の製品だと、窓パネルという部品と本体をダクトで繋いで窓から温風を排気する必要がある。

 

私も当然そうにするつもりでやってみた。問題無く使えた。でも防犯や雨の事を考えるとなんかイマイチ…。

 

ふと横を見ると退屈そうな薪ストーブ。

「これは煙突で外と繋がってるし雨漏りの心配もしていない…。」

繋げてみた

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プラダンや隙間テープを使って排気は煙突から外気へ。

これで問題は全て解決されて安心だ。

 

この作戦は「薪ストーブはあるけどエアコンは無い」という特殊な条件の人にしか必要無いが、作業場やガレージでストーブを使っている人には向いていると思う。

初めての煙突掃除

この度自分で煙突掃除をやってみた。

作業する前には当然イメージを膨らませておいたのだが、やってみるとなかなか思うようにはいかなかったが、来年のためにも今回の様子をまとめておこう。

 

我が家の煙突レイアウトは、薪ストーブ屋さんであればあり得ない位横引きが長いし、屋外部分が大半だ。

なので煤が大量にある事は想定していた。

 

これが

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こうなっている
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横のスライドを外して室内の煙突は外で作業。

外の立ち上がり部分は不本意ながら下からで、煙突トップを外すのは自分では諦め。

最近はトップを外さずドリルと繋いで掃除するブラシも売られているので、次はそれを試そうかな?

 

煤の量は予想通り大量だ。

これこそ写真に撮っておくべきだったが、やはり作業を始めると撮影に気が回らなかった。良くない癖だね。

 

興味深かったのは、室内部分の縦方向は煤がほとんど無く、屋外部分の縦になると煤が付いていた。

排煙や煤の事を考えれば極力垂直に煙突を立ち上げて、なおかつ可能な限り屋内を通して、屋外部分を短く出来ればほとんど煤は付かないんじゃないかな?

 

我が家はその真逆のレイアウトなので、シーズン中でも煙突掃除をするべきだと思うくらい煤があったよ。

 

 

それと来年気をつけたいのが、煙突掃除をもっと早くやればよかった。具体的には夕立シーズンの前がいい。

作業の半ばで雷の音が鳴り始めて急いでやったものだから煙突の塗装に傷ができてしまったり、煙突からの煤をデッキにぶちまけたり(屋外なのが救い)、写真なんて全く撮れなかった。

作業は慌ててやってはいけないね。

薪ストーブの掃除

もう少しで薪ストーブと迎える初めての夏がやってくる。

暑さと湿気で色々カビてしまう辛い季節だ。

 

薪ストーブも湿気が苦手。鉄の塊なので塗装されていない部分や、塗装が剥がれた部分は錆びやすい。更に灰が残っていると灰が湿気を吸ってしまいより錆びやすくしてしまうらしい。

 

そこで、今回は薪ストーブ内の部品を外して灰を掃除してみた。

我が家の薪ストーブは「ドブレ760WD」以前のモデルである「ドブレ760CBJ」は工具不要でバラせてメンテナンス性が良いらしいがこいつはどうか・・・。


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とりあえずここまでは簡単にきた。

炉内のバーミキュライトは上から順番に外していけば簡単に外れた。

丈夫な物ではないから取り扱いは要注意だね。力が必要だったら必ず間違っていると考えて戻るべきだ。

ここまでに使った工具は11ミリと13ミリ(確か)のソケットとラチェットのみ。以前のモデルなら天板も工具無しで外れるらしいがこいつはボルト・ナットで止められている。気密性を高めたかったのかな。

このボルトやナットが高温にさらされていたから簡単に回せるか心配だったが、全く問題なく回って良かったよ。まだ1年しか使ってないからかな?組むときには何かを塗っておこう。

 

ここまでで一つ気になったことが。

ワッフル状の炉床を外して見つけたのだが、内部に錆びている所が二箇所。

どちらも水が垂れたような跡があるから、おそらく組立時に使う耐火セメントからの水分ではないかと思う。それくらいしかストーブ内で水が垂れるということが思いつかない。

これは後でサビを落として耐火塗料を塗ろう。

これからドブレ760WDを導入予定で気になる人は、使う前にここを見ておくといいかもしれない。


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これが向かって右側で、左側にも同じ位置に同じように、水が垂れた跡のように錆がある。